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ALL Tango VOICE
Keep talking.

たわいもないことを書く

3/28/2016

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ALL Tango VOICE をゆくゆくは豪華な執筆陣を抱えた面白い読み物を提供する媒体にしたいと目論んでページを作ったのは良いものの、そんなに急に豪勢な読み物が集まるわけもない。それならばその間のつなぎとしてコツコツと書いていくしかないと腹を括ってはみたものの、さて何を書こうかと悩み出したので日替わりでテーマを設定してみることにしました。

(月)ALL Tango全般について…コンセプトやプログラムなど大枠のこと。
(火)Tango Tourdeskについて…丹後ツアーデスクって何?、何の会社なのかをPRする。
(水)ALL Tango MARKETについて…取り扱おうとしている品々についてしっかりと書く。
(木)ALL Tango VILLAGEについて…本や音楽、映画のことなんかについて書いてみよう。
(金)(ALL Tango FARMについて書く予定だったが、専用ページが出来たので未定)
(土)丹後について…地形、歴史などの視点から丹後を掘り起こす。
(日)たわいもないこと…テーマを決めずに好きに書く。

本当に毎日書けるのかという尤もな疑問は置いておいて、思い立ったときにどんなテーマで書けばいいのかヒントがあれば書きやすいだろうと考えた次第。我ながら良いことを考えたものだと悦に入っていたのですが、さて今日は日曜日だからたわいもないことを書こうと思ったものの、さてはて一体何を書けばいいのか袋小路に入り込んでしまったのがつい先ほどのこと。たわいもない話だからと言って、プロ野球の賭博問題や北海道新幹線のことを書くわけにはいかないだろうし(別に構わないといえば、構わないだろうけれど)、テーマがあっても悩むときは悩むのだと己の愚かさに呆れつつ、まずはいつもの入り口説明で乗り切ることにしました。午後からは丹後ぶらりーで竹野神社へ行くので、タイムリミットも迫っているので今日はこんなところで。次回から本題っていうのも、いつもの逃げ口上ですがどうかご勘弁を。(KT)

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ALL Tango FARM 始めます。

3/12/2016

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「何となく農業したいんだけど。」

「農業」と改めて聞くと食糧自給率やら農協、TPPやら減反政策やら後継者不足などあまり良くないキーワードしか浮かばずかなり手垢の付いた言葉になってしまっている印象があります。もちろんそれは今までの農業政策のあり方や農業そのもののあり方我々のライフスタイルの変化などの帰結であり誰がどうのという問題ではないにせよこのままで良いはずもなくさてどうしようかと頭を抱えながらもとにかく種を蒔いたり苗を植えている人が数多くいる、そんなイメージが頭に浮かびます。

どうして補助金を入れないと成り立たないようなシステムになっているのか一度きちんと整理しないとと思いながらもずっと怠けて何もしていないのを棚に上げて、実際一度田圃なり畑なりで身体を動かしてみようと思うようになったのが去年のこと。生まれて初めて鎌を持って草刈りをし鍬で土を起し長靴で田んぼに入って作業をしてはみたものの、暑い陽射しのもとでの重労働で汗だくになりながらもどこか爽快ででもきっと生業としてやっていくのは大変だろうな趣味ならなんとかなるだろうけど兼業農家ってきっとこういうことなんだろうと妙に納得した覚えがあります。

自分が口にするものがどこで作られているのかもっと細かく言うと誰がどこでどのように作ったものなのか、必ずしも国産でなければならないとは思わないけれどでもそんなに遠くから運んで来なくてもいいだろう近くで育ったものを食べるのが自然なんじゃないかと思ったり、その土地でその時期に採れたものを食べるのがどうして普通じゃないんだろういつから我々は食べたいものをスーパーで買ってきて料理するもしくは料理されたものを食べるようになったのだろうと思ったり、やっぱり暮らしのあり方から見直す必要があるんじゃないかでも何をどうすればいいんだろうかねと思ったりしながら、さてこれからどうしようかと考えてもう少し農業と向き合ってもいいんじゃないかなと思うようになりました。

ただいきなり素人が何かを出来るわけでもなく、ALL Tangoとして何が出来るのかをミーティングで話しをしながら出した一つの結論は「今ではこの辺りであまり作られていないものを作る」こと。ずぶの素人だからこそ出来ることもたくさんあり怖いもの知らずでとにかくやるとまずは「小麦」を作ってみようということになりました。どこでやるかもどうやってやるかも決まっていないけど、今年の秋から小麦を育てて来年の春にはピザやパンを焼いてみようと計画中です。きっとその過程で採算が合わないのは何がどうなっているのか肌感覚で分かるようになるだろうし、農薬を使うのは何故なのか何を犠牲にして何を得ようとしているのか分かるだろうし、真砂土はどうして農業に向いていないのかよく分かるだろうし(※この間習った丹後の地質のうる覚え)、そもそも農業ってどうやるのがいいのかイメージできるんじゃないかと期待しています。

そんな理由でとりあえずは、ALL Tango FARM 始めます。秋までの間は、いろんな畑を見に行ったり手伝ったりしながら農業についてあれこれ書いていきたいと思います。(KT)

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丹後半島の地質のおはなし

3/11/2016

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昨日、京丹後市の地質について話しを聞く機会があり網野まで出かけました。丹後半島の地質がどのように出来上がったのか、とても分かり易くイメージしやすい説明だったのでその形成過程をとてもクリアにイメージすることができました。(※「京丹後市の大地と歴史」全5回シリーズ。)
お話しによると丹後半島はその昔、1600万年くらい前にできたと言われています。中国大陸にくっついていたものがプレートの動きとともに切り離され、日本海と日本列島が形作られさらに火山活動に伴ってさまざまな地層が出来上がり、現在のような地質になった。丹後半島の面積の半分近くは花崗岩で出来ており、それが風化して出来た真砂土が数多く分布している。他にも、海岸段丘がどのようにして出来たのかや、箱石浜の砂鉄、久美浜の神谷神社、伊根町の越山から出た魚の化石など、新鮮な話で盛りだくさんの内容でした。

海沿いの地域と内陸部では地層が異なることも新鮮だったし、丹後での農業を行う上で土を考えるきっかけにもなり、また丹後半島を普段とは違った角度から解釈することも出来たのでこれはALL Tangoのプログラムづくりにも活かせそうだなと思えることがあったりで、とても気付きの多い時間が過ごせました。普段は意識することのない土や石や岩がどのようにどのくらいの時間をかけて出来上がったものなのかを改めて感じることで、人間の営みとは地球が出来てからの時間軸で見ればなんと一瞬のことなのか、そんな中でいがみ合ったり仲良くなったり忙しいことだなと人間の小ささを思い知ることができたのも大きな収穫でした。

これからジオパークなどをフィールドにシーカヤックのプログラム等を企画する上でも非常に大きな視座を得られ、面白いプログラムが作れそうだと実施する前から一人で勝手にワクワクしています。いやー、ほんとに面白そうだ。丹後半島を見つめる視点が一つ増えたので、ALL Tangoのプログラムも一つバリエーションが広がるはず。こうやって少しずつ深化していけるのも丹後ならではなのかと思った次第。ALL Tangoのこれからのアウトドアプログラムもどうぞお楽しみに。(KT)

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    スタッフ間で共有している考え、我々が大切だと感じていること、運営に関すること、などを真面目に語ります。週に一回を目途に更新予定。

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