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丹後の食の話(1)

9/16/2015

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 ALL Tangoでは、ソトアソビ、おいしいもの、ミステリーの3つをキーワードに活動を展開しています。私はその中の食の担当として、丹後のおいしいものを発信するのが与えられた役割です。 他のイベントでも、料理のワークショップや食の話をさせていただくことがありますが、先日は和食の『旨み』についてお話しする機会がありました。2013年12月に、ユネスコ世界無形文化遺産に登録された「和食:日本人の伝統的な食文化」ですが、その和食の特徴として挙げられている、日本の食の背景については、下記のように書かれています。

  • 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。

 
この下線の部分に注目すると、まさに丹後そのもの。この小さな丹後半島の中に、和食の特徴とされるすべての要素があるわけです。もう少し詳しく説明してみましょう。

まず丹後の豊かな山と森林から、多量の雨によってミネラルや栄養分が洗い流され、日本海へと注ぎます。海を育てるには山を育てよと言われるように、この豊富な栄養分が、多様で上質の海産物を育てます。また豊かな水によって育つ米も、丹後の名産品のひとつです。その米と良質の水により、酒造りをはじめとする発酵文化が栄えたのも、丹後の特徴です。また味噌や醤油の醸造元もあります。
 こうして考えてみると、丹後には日本の原風景があると言えるのです。そしてそこから生まれた食文化が下記に挙げた、和食の二つ目の特徴に書かれているように、長寿を支えているのです。

  • ️健康的な食生活を支える栄養バランス
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「旨み」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿や肥満防止に役立っています。 

私は京都市内で生まれ育ちましたが、子供の時から、丹後でしかお魚を食べられませんでした。丹後の新鮮な魚は、京都市内で入手できるものとは比べ物にならないくらいおいしいかったからです。

お米や野菜も祖母がご近所の農家さんに分けてもらったり、自分で作ったものを送ってくれていましたし、父はしょっちゅう、丹後から行商に来られるおばさんから食材を買っていましたので、京都にいながらも丹後の食材はとても身近なものでした。丹後に住んでいる方にとっては、当たり前すぎて、いかに良質の食材に恵まれているかを忘れがちですが、よく見直していただけたらと思います。 私はALL Tangoの活動以外でも、料理のワークショップや食の講座を開催しています。ご興味のある方は、どうぞお問い合わせくださいね。 

次回からは、それぞれの食材をもう少し掘り下げていきたいと思います。(JH)
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あらゆる占い的スタッフ紹介とわたし 兼頭みさ子編

9/8/2015

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占いという角度でALL Tangoのスタッフ紹介をさせていただきました。「スタッフ紹介にしてはスタッフのことが全然わからんぞー!」というもっともなご指摘、ありがとうございました。スタッフ自身も、紹介されるならもっと別の部分を・・と願っていたかもしれません。ごめんなさい。

怪しい紹介文からお察しいただけるかと思いますが、私はもちろん占い師などではなく、人の暮らしとともにおそらく長い歴史を持つであろう占いが一体何であるかさえきちんと理解できていません。けれども、生まれた年月日を四季や動物、太陽や星の動きと関連させ、その人が生まれながらに持っているかもしれない性格を推察したり、過去や未来に思いを巡らせることは、なんだかとてもおもしろいなぁと思います。

互いがほとんど「はじめまして」の状態でスタートした生まれたてほやほのALL Tangoには、集ったメンバーが一体どういう人なのかよくわからないからこその期待や不安、どきどきやわくわくがあります。そんななか、例えば年齢や出身地、職業などと同じようにして、占いを通してその人を知るてがかりを探すという方法は、なかなかゆかいなものでした。

「お、すごい。ここで天秤座の威力が発揮されるんだな。」とか、「あぁ、そこは地球グループだものね、満月グループとは違うよねぇ。」とか、もちろんいつも考えてるわけではありませんし、そんなふうに思われること自体、スタッフにとって迷惑この上ないことかもしれませんが、にやにやしながらこっそり楽しんでいます。

そして今、ALL Tangoがなんとなく結成されてから実動5ヶ月。まだまだ力不足な部分はありますが、なんとか力を合わせて形にしてきたプロジェクトの過程で、少しずつ互いのことが見えてきたように思います。それぞれ違った感性や考え方を持ち、できることもやる方法も違う私たちですが、チームとして大事にしたい思いを共有しつつ、ふたつとない個性が最大限発揮されるよう、その結果ALL Tangoがたくさんの喜びをたくさんの人と共有しうるチームへと成長していけるよう、楽しみながら少しずつ進んでいきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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    スタッフ間で共有している考え、我々が大切だと感じていること、運営に関すること、などを真面目に語ります。週に一回を目途に更新予定。

    We talk about what we value the most, what we care and what we do not care.
    Publishing once a week, hopefully.


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