丹後半島は言わずと知れた「山陰ジオパーク」の一部であり、約1,500万年前にかたち造られたとされる日本海周辺の興味深い地形を見ることができます。プレートメカニズムにより大地が引っ張られ、火山活動により立岩のような火山岩が出来たと書かれたものを読んで何となく分かった気にはなりますが、だいだい1,500万年前って言われてもまったくピンと来ない。我々が人類の歴史として習うのはどんなに頑張っても紀元前3,000年か4,000年くらいではないでしょうか(あまり自信ない)。そこからさかのぼること1,499万7,000年前のことです。この時点ですでにとてもじゃないが何か連想を働かせて理解できる範疇を超えてしまっている。当時は一体、どんな生き物がいたのかいなかったのか空は何色だったのか天気は良かったのか悪かったのか台風はあったのか雨は降ったのか、知りたいことはたくさんあるけれど、想像すらできない世界。
ジオパークを楽しむためには立岩や屏風岩などの地質を愉しむことと、そこで繰り広げられてきた人々の暮らしを重ねあわせて、なんて都合の良いことを考えてはみたものの、そもそも人間をここに加えていいのかというくらいジオパークの歴史は長い。何だか訳が分からずにいやになるくらい長い。
でも残念ながら我々は人間で、人間としてしか世界を知覚できない。さらに頑張って何とかジオパークを理解しようとしても、とてもじゃないが歯が立たないので他に方法はないかと考える。人間が外の世界を認識するために活用できるのは最終的には五感しかない。すなわち、視覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚。せめてこれらを駆使してみようと、そのためにはとにもかくにもジオパークの中で上で遊ぶことだとの覚悟を持って、一所懸命遊ぶしかない。
そんなことを考えながら、SUPやシーカヤックで遊ぶことを始めています。まずはいろんなところでSUPとシーカヤックを定着させる。それから難易度の高いツアーやトレイルを作る。そうやってジオパークを「感じる」機会を増やしていく。今できるのはそんなことだろうなぁ、とブツブツ言いながら企画を立てています。
今後のプログラムにもぜひご注目ください。 (KT)
ジオパークを楽しむためには立岩や屏風岩などの地質を愉しむことと、そこで繰り広げられてきた人々の暮らしを重ねあわせて、なんて都合の良いことを考えてはみたものの、そもそも人間をここに加えていいのかというくらいジオパークの歴史は長い。何だか訳が分からずにいやになるくらい長い。
でも残念ながら我々は人間で、人間としてしか世界を知覚できない。さらに頑張って何とかジオパークを理解しようとしても、とてもじゃないが歯が立たないので他に方法はないかと考える。人間が外の世界を認識するために活用できるのは最終的には五感しかない。すなわち、視覚、触覚、嗅覚、味覚、聴覚。せめてこれらを駆使してみようと、そのためにはとにもかくにもジオパークの中で上で遊ぶことだとの覚悟を持って、一所懸命遊ぶしかない。
そんなことを考えながら、SUPやシーカヤックで遊ぶことを始めています。まずはいろんなところでSUPとシーカヤックを定着させる。それから難易度の高いツアーやトレイルを作る。そうやってジオパークを「感じる」機会を増やしていく。今できるのはそんなことだろうなぁ、とブツブツ言いながら企画を立てています。
今後のプログラムにもぜひご注目ください。 (KT)